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夜中に起こりがちな事例 |
夜中に起こりがちな事例について |
■以前から虫歯だったところがズキズキ疼く |
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状況からすると、以前からの虫歯(それまでは何とか歯髄が生きていた)が遂に歯の神経まで達して歯髄の炎症を起こした状態か、それよりさらに進んだ虫歯で、歯髄は死んでしまっていたのにそれが何らかの原因で、周りの組織が感染して腫れてきた状態と思われます。朝になったら歯科医院にて受診することが必須ですが、とりあえず歯ブラシやデンタルフロスを使って、虫歯の穴の中や歯と歯の間の食べかす等きれいに除去してください。
またその近辺は水で濡らしたタオル等で軽く冷やし気味にしておいたほうがよいでしょう。ズキズキ痛い場合は、体を温めると(飲酒・ゆっくりとした入浴・運動等)かえって痛みを増しますので注意してください。
以上の処置でもあまりに耐えられない場合は鎮痛剤も止むを得ないかもしれません。 但し、あくまでも用量・用法を守って使用してください。
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■今日歯の神経を取る処置をしたが痛い |
まず、神経を取るために麻酔注射をしたかと思います。麻酔の効きにくい部位の場合は、1箇所だけでなく複数箇所針を刺しています。言ってみればそれらの傷があるわけですので、多少痛む場合もあります。 また、神経を取るということは、歯根の先端付近で骨から歯に通じている神経と血管を切断しているわけですので、それによって痛んでいるのかもしれません。 いずれにしても、体を温めすぎない(飲酒・ゆっくりとした入浴・運動等は避ける)ようにして、鎮痛剤が処方されている場合は、説明された用法・用量に従って服薬してみてください。 また食事は反対側で食べて、なるべく歯に負担のかからないようにしてください。 但し翌朝になってもズキズキ痛みが強い場合は、処置をした医院に連絡した方が良いでしょう。 |
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■今日歯を抜いたが血が止まらない |
歯を抜いた際は、その穴に適量血が溜りそれがかたまってパックした状態となり、そこにいずれ毛細血管が伸びてきて治癒していきます。そのため、当初の出血が少なすぎてもいけないのですが、いつまでもダラダラ出血しているのは問題です。 まずは、圧迫止血が一番の基本です。圧がかかるよう清潔なガーゼを大きめにまるめたものをしばらく噛んだままにするか、指で圧迫します。せっかく固まりかけた血餅がはがれてまた再出血する可能性もあるので、くれぐれも強くうがいしたりしないでください。 但し、血友病の方やワーファリン等を服用の方でいつまでもダラダラ出血している場合や、心臓の拍動に同調してドクンドクン出血する場合は救急施設への連絡が必要かもしれません。 |
■今日麻酔注射をして頬又は唇を咬んでしまい腫れている |
麻酔が効いているうちに頬や唇を一度咬んでしまうとヒダ状になり更に咬みやすくなって、お子さんの場合ガムを咬むようにクチャクチャ咬んで遊んでいるうちに、すごく腫れてしまう場合があります。 しかし、数日すれば直りますので心配要りません。それ以上咬まないように注意する事と、口内炎に移行する場合がありますので、食事はあまり濃い味のものや刺激の強いものはしみるかもしれませんので控えてください。 ご心配の場合は、翌朝にでも処置をした医院に連絡してみてください。
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■歯ぐき又はのどの脇が腫れて熱っぽく痛い |
まず歯ぐきの一般的な腫れとしては、歯周病の急性炎症が一番考えられます。また、歯周病とはまだ年齢的に縁遠い小中学生の場合、一番奥の大臼歯が生える途中で歯肉が半分覆っているような時期に高熱を出した際等にも、このような症状になることがあります。大人の場合も同じような状況で、親知らず(第三大臼歯)の周囲の急性炎症も考えられます。 いずれにしても、うがいをこまめに行い、歯ブラシはその部分は強く当てすぎないように注意してください。朝になったら歯科医院にて受診することが必須ですが、とりあえずその近辺は水で濡らしたタオル等で軽く冷やし気味にしておいた方が良いでしょう。但し氷水やアイスノン等による冷やしすぎは良くありません。 また、体を温めると(飲酒・ゆっくりとした入浴・運動等)体力も消耗しズキズキした痛みも増しますので控えてください。 |
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